性描写アリ

体育教師×生徒




寒空の下、綺麗に整列して体育座りをしている男子生徒の中で、
華奢な男の子が一人立たされていた。

その子は一人だけ半袖の体操着を着て、短パンを穿いていた。

寒さからふるふると震えて、せめてもと長い靴下を膝の上まで上げていた。

ゼッケンにはその体型に相応しいように、
とてもか弱い字で「沢田綱吉」と書いてある。

寒さに頬を染めて、綱吉は泣きそうな目で体育教員の骸を見上げた。
骸は仕方ないというように小さく溜息を吐いて眼鏡を押し上げると、腕組みをした。

「沢田くん。」

「は、はい・・・!」

緊張をしている綱吉は更に小さく震え上がって、消えそうな声で返事をした。

「ジャージはどうしました?」

「え、と・・・」

「ジャージは義務ではないので、君がその格好で構わないと言うのなら取り立てて咎めませんが、」

「ああああの、構わないです・・・!」

「ですが、ジャージはどうしたのですか?」

「あ・・・あの、」

眼鏡の奥で冷たいような色違いの瞳がじっと綱吉を見下ろしていて、
綱吉は思わずこくりと息を飲んだ。

「ジャージを着ていなかったのは4回目ですよね。」

「す、すみません・・・!あ、の・・・忘れてしまって・・・」

忘れた、と骸は口の中で繰り返した。

その時の瞳の温度が更に冷たくなった気がして、綱吉は瞳を彷徨わせてしまう。

「少し、話した方が良さそうですね。」

「え・・・!?」

「今日の体育は女子と合同にします。みんな体育館に移動しなさい。」

ばたばたと体育館に移動して行く生徒の波に取り残された綱吉は、
ますます不安そうに瞳を滲ませておどおどし始めた。

骸が綱吉の目の前まで来ると、綱吉はぴくんと肩を震わせた。

「来なさい。」

「せん、せい・・・?」

「君は嘘を吐くいけない子ですね。」

「え・・・?あっ」

生徒たちが体育館に納まったのとほとんど同時に骸に腕を強く引かれて、
前のめりになりながら綱吉は一生懸命骸の後にくっ付いて行った。

引かれる腕が少し痛くて、じわと涙が滲んだ。

けれども、辿り着いた先が体育館のすぐ脇の体育倉庫で、
綱吉は引かれる腕の痛みも忘れて、大きく瞬きをした。

骸は綱吉の反応をまるで気にしていない様子で体育倉庫の扉を開けると、
綱吉の腕を引いたまま倉庫に足を踏み入れた。

「せ、先生・・・」

何をするのかまったく分からなくて、不安を滲ませた声を上げるが
骸は声が届いていないように扉を閉めて内側から鍵を掛けた。

せんせい、と掠れた声を思わず出すと、骸はふと瞳を細めた。

「僕に嘘を吐きましたね。」

ぎくと震わせたその華奢な腕を強く引くと、
ほとんど倒れ込むように前のめりになった綱吉を背後から捕らえて、ぴったりと体を密着させた。

驚いたように目を大きくした綱吉はやがて酸素を求めるように唇を震わせた。

骸は身動き出来ないように薄い腹に腕を回して、
耳元に顔を寄せるとそっと諭すように囁いた。

「失くした、ではないでしょう?」

綱吉は震え上がるようにして呼吸を乱したが、
少し間を置いてから震えるような声を出した。

「あ、の・・・ジャージは・・・いつも朝来たらなくなって、て・・・
もう何回も買って貰ってるから・・・言えなくて・・・」

「よく言えました。」

褒めるように頬擦りするが、体を捕まえる腕は放す素振りを見せずに
薄い胸をまさぐるように滑った。

「ですが、嘘を吐いたのに変わりありません。少し、お仕置きしましょうね。」

「え・・・!?」

更に体を細かく震わせ始めた綱吉にくす、と笑ってから
骸はおもむろに短パンの中に大きな手を滑り込ませた。 

「あ、あの・・・!」

慌てた綱吉の耳元でしぃ、と吐息に近い声を出す。
綱吉はびくっと肩を竦めた。

「そんなに大声を出したら人が来てしまいますよ。それにこの手は・・・」

短パンに差し込まれた骸の手を止めるように重ねられた綱吉の小さな手を、不服そうに見詰めてから
綱吉のハチマキをそっと抜き取った。

「邪魔をするいけない手は、縛ってしまいましょうね。」

綱吉が目を見開いて睫毛を震わせたときにはもう、
華奢な手首にハチマキが巻き付けられて、そのまま扉の鍵に括り付けられてしまう。

「せ、先生・・・!」

「静かに。」

不安に震える声を言葉だけで制して、
骸の冷たい手が再び服の中に滑り込み、綱吉は体を震わせた。

臍の窪みから緩やかにくすぐるように下がっていった大きな手は下腹部を滑り、
まだ柔らかな繁みを分けて更に下がった。

綱吉が息を詰めるのが分かると骸は眼鏡の奥で目を細めて微笑んだ。

長い指で幼い綱吉のそれを辿る。

「あ・・・!」

真っ赤に頬を染めて逃げるように体を捩ると、ハチマキを縛り付けた鍵がガシャガシャと音を立てた。

骸は気にもしない様子だったが、耳に柔らかく吐息を掛けるようにしぃ、と言うと
綱吉はぴくんと肩を震わせてギュッと目を閉じた。

滑らかな皮を指で辿って撫で下ろし、指で挟むようにすると綱吉の閉じた睫毛がじわと滲んだ。


緩やかに指を上下させると、小さなそれは骸の手の中で次第に硬さを持っていった。

現れたくびれを指で撫でてから指の上下を繰り返すと、綱吉は今度は詰めた息を短く吐き出し続ける。

骸が堪らない様子で首に齧り付くと、綱吉はひくんと体を引き攣らせて骸の手の中で達したから
骸は自分が達したような恍惚とした表情で綱吉の震えるような頬に擦り寄った。

骸の手の中の脈を打って吐き出される精液は骸の長い指を濡らし、
華奢な足をゆるゆると幾筋もの線を描きながら靴下を湿らせ床に落ちていった。

「随分濡らしましたね。」

骸は空いている手で綱吉の足の間を短パンの上からおもむろに掴んで耳元で囁けば
綱吉は羞恥に頬を染め上げて震えた。

精液がじわと短パンの色を濃くして、更に揉みしだくようにするとぐじゅ、ぐじゅ、と小さな音を立てた。

「ああ・・・このままだと乾いても染みになってしまいますね。」

長くて白い指が緩やかな動きを繰り返し、そのたびに濡れた音が耳に届く。

「このまま僕の言うことを聞けば、着替えを持ってきてあげても構いませんよ。
嫌ならこのまま外に出て、恥を晒すといい。」

体育館の床を打つバレーボールの音と話し声が聞こえる。
華奢な首がこくりと息を飲んだ。

綱吉がギュッと閉じた睫毛を持ち上げる間もなく、するりとハチマキが解かれたかと思うと
骸は綱吉の体を軽々と抱き上げて跳び箱の上に乗せてしまった。

「まあ君に選択権はありませんが。」

綱吉の体を緩く押さえ付けるように押し倒すと、
か細い足を持ち上げて、その足を伝う精液をちらりと舐めた。

目を見開く綱吉と目を合わせたまま、骸の赤い舌は滴る精液をするすると舐め上げていき
内腿に辿り着くと、柔らかい肉を緩く噛んだ。

綱吉は見開いた目をゆらゆらと揺らすから、骸は満足そうに笑う。

「自分で捲って見せて。」

体操着の裾を持ち上げて促すと、綱吉の躊躇いに震える指先がそっと体操着の裾を握った。

綱吉は赤い頬をそのままに骸から顔を逸らして一度息を飲むと、
ゆっくりと、そろそろと裾を持ち上げ始めた。

体操着の裾が綱吉の薄い腹の上を擦るように静かに持ち上がって、
新雪のような腹が少しずつ露わになっていく。

「・・・いいですね。」

骸は満足そうに目を細めると、円を描くように綱吉の腹に掌を滑らせていく。

「ほら、もっと上まで捲って。」

こくりと息を飲んだ綱吉はギュッと体操着を握ると、胸が露わになる位置まで体操着をずらした。

骸は掌を滑らせながら、精液でぬめる指先で綱吉の胸の先端を緩く撫でた。

は、と綱吉が息を詰めるのを見てから、
本当にくすぐるように淡い色の胸の先端をぬるぬると撫で続けた。

淡い色をしていた胸の先端はやがてほんのりと色付きそして、
小さな小さな突起をぷっくりと硬くした。

もどかしくもある刺激に、綱吉は目に涙を溜めて無意識に膝を擦り合わせ、
骸はそれを見てくす、と笑った。

「思いの外優しく扱ってしまいましたが・・・もっと激しいのが好きですか?意外に淫乱な体ですね。」

綱吉の滲んだ瞳からゆったりと涙が落ちて、ふわふわと睫毛を瞬かせながら更に涙を落とから
骸はああ、と些か低い声を出した。

「泣いても駄目ですよ。許しません。」

そう言って目尻に唇を付けると、飲み込むように涙を吸った。
綱吉は唇が吸い付くたびにひくんと体を震わせた。

「・・・キスが好きなようですね。」

長い睫毛を眼鏡の奥でふわと揺らめかせ、
言い終わる前に綱吉の小さな唇に吸い付いた。

しっかりと唇を合わせてすぐさま舌を滑り込ませる。
小さな舌を絡め捕るようにして緩く吸い上げれば、綱吉はふるふると膝を震わせた。

舌を擦り合わせながら、下肢をまさぐるように手を這わせれば綱吉はふと息を詰めた。

ゆっくりと舌を離して顔を上げると、綱吉は舌を緩く伸ばしたまま涙をつうと落とした。

「せんせい・・・」

「静かにと言ったでしょう?本当に言うことを聞かないいけない子ですね。」

まるで睦言でも囁くような温度で言って頬を擦り合わせると、
下着と一緒に短パンを足の付け根まで下ろした。

綱吉が羞恥に頬を染めてこくりと息を飲むと、
骸の長い指がほとんど勃ち上がった綱吉のそれを包むように持ち上げた。

酷く緩い動作で指を上下に動かすと、綱吉ははっと息を詰めた。

ゆるゆると動かし、それでも達しそうになって短く息を上げ始めると骸の指はぴたりと止まった。


綱吉は思わずう、と小さな声を上げて涙を滴らせた。


骸の指は再びゆるゆると上下を始め、綱吉の先端から淫らに透明の液体が溢れてきたから
骸は指先でそれを拭うように滑らせただけで動きを止めた。


達し損ねた綱吉は体を擦るように捩った。


「出したいですよね。可哀想に。」

口ではそうは言うものの、形のよい薄い唇は愉しげな欲を乗せている。

もう一度緩やかに上下を繰り返せば、綱吉は薄い腹をひくひくとさせた。

それでももどかしいまま離れていった指に思わず腰を跳ね上げて、
跳び箱から滑り落ちそうになったところで、骸は綱吉を軽々と横抱きにした。

そのまま硬いマットレスに綱吉をそっと置くと、
骸はそうだ、と呟いた。

「後ろだけで出してみなさい。」

綱吉の臍の窪に溜まった精液を人差し指の先に絡めると、後孔をつと撫ぜた。
綱吉はびくりと腰を跳ねさせた。

「ほら、こんなに敏感だ。君なら出来るかもしれませんよ。」

言い切らない内に人差し指がつぷりと綱吉の中に侵入した。

容赦なく入り込んで蠢くものだから、綱吉は体をひくひくと引き攣らせて、
無意識に骸の腕を押し遣った。

「おや?反抗的ですね。」

眼鏡の奥の瞳をほんの一瞬しならせて、
床にはらりと落ちていたハチマキを再び綱吉の手首に巻き付けて、竹刀立てに括り付けてしまった。

「指だけでは満足出来ないようですね。」

骸が綱吉の短パンを抜き取ると、綱吉ははっと目を見開いたが
骸と目が合うと恥じらいに睫毛を伏せて泣き出しそうに鼻を鳴らした。

骸は満足そうにくすと笑う。

華奢な足を両方とも持ち上げて足を開かせると、
その細い足を自分の肩に掛けて秘部を露わにさせた。

後孔に押し付けられた硬く弾力のあるものに、綱吉はびくりと腰を跳ね上げた。

「これなら君も、満足出来ると思いますよ。」

骸は先端で後孔をゆっくりとくるくる撫でるように押し付けると、
綱吉の皮膚はひくひくと動いて刺激を促す。

「・・・っ!!」

音にならない声を吐き出して、綱吉は目を見開いて、
その視界の中で骸は一瞬だけ苦しそうに眉根を寄せたが、
綱吉の中に入る感触にすぐに吐息を漏らした。


綱吉は見開いた目で骸を見上げ、濡れた睫毛を、唇を、呼吸を、震わせた。


骸は先端の部分だけをゆるゆると出し入れするが、
綱吉はその刺激だけで体を仰け反らせた。


腹の上の幼いそれが色付いてふるふると震える。


もう少し奥までと入り込み動かすと、奥へ突き入れるたびに綱吉の震えるそれの先端から
ぴゅうぴゅうと頼りなく精液が溢れ出した。

骸は思わず唇に赤い舌を這わせた。

「体の相性がいいようですね。僕も、」

気持ちいいですよ、と吐息のように囁くと、綱吉は短く息を吐き出した。

骸はその様子を満足そうに見てから綱吉の手首を拘束しているハチマキを取り、
向かい合う格好で座らせるために抱き上げて起こした。

胸の上まで捲れていた体操着がはらりと落ちる。

骸のそれが一気に深く体の奥まで入り込んだから、
綱吉は悲鳴に近い吐息を上げて骸にしがみ付いた。

骸は綱吉の小さな震える体をすっぽりと抱き込んで、耳元で囁く。

「自分で動いて欲しがってみせて。」

綱吉は熱で覚束ない瞳で瞬きをしてから、
骸の腕をぎゅうと掴み、ゆるゆると体を上下に動かした。

拙い仕草は要領を得ずに、けれど骸にはぞくぞくとくるものがあった。

繋がった部分がずぐずぐと熱い。

「いいですよ、」

吐息混じりに囁けば、綱吉はもうずっと赤いままの頬に忙しなく睫毛を落とす。

「ご褒美にいかせてあげますね。」

言うと華奢な足を腕に掛けるように持ち上げて、
綱吉の体を激しく突き上げ始めた。

綱吉は溜まらず短い声を上げて背を仰け反らせ、
そして勃ち上がった幼いそれが震えたかと思うと、脈を打つように白い精液を吐き出した。
 

それでも突き上げるのを止めずにいると、
綱吉の喘ぐような濡れた唇から唾液がつう、と落ちた。

骸はその唾液を舌先で掬い上げるように舐めてから、キスをした。

がくがくと綱吉を下から突き上げて、そして高い熱を帯びる綱吉の中で吐精した。


骸は綱吉の中をゆるゆると往復しながら、
満たされていくような思いで精液を吐き出し続けた。


ぐじゅぐじゅの音は、舌の絡まり合う音なのか体液の混ざり合う音なのか、
骸にとってはどちらでもよかった。


唇を離せば、細い細い唾液の糸が伸ばし合った舌先を繋いですぐに消えた。


綱吉は目が溶けてしまいそうなほど涙を溜めて、
はあはあと荒い息を吐き出している。

「僕のウエアも濡れてしまいましたね。どうやってここから出ましょうか。
ああ、怒っている訳ではありませんよ。もっと汚してくれていいくらいだ。」

骸は大きく呼吸を乱す綱吉の背を、汗の染みた体操着越しに撫でてやる。

「この体操着もくださいね。」

ゆるゆると視線を上げた先で、骸がにっこりと笑った。

「君のジャージはぜんぶ僕の家にあります。君と同じ柔らかい匂いがします。」

鼻先で綱吉の柔らかな髪を分けるように擦り寄ってから、
縛り付けてほんのりと赤く染まってしまった細い手首を取ると、
悲しそうな目をして慈しむように何度もキスをし、頬を強く寄せた。

「・・・ねぇ、僕のものになって。そうしたらこんなことしないから。優しくするから・・・」

綱吉はふらふらと揺らめく体で、精一杯骸を見上げた。


覚束ない瞳に捕えられた色違いの瞳は、ただただ見詰め合った。


小さな唇が、ようやく言葉を紡ぐ。


「・・・俺、先生が好き・・・」


力尽きたように体を骸の胸に預けて、頬をすり、と寄せた。


「せんせいになら・・・なにされてもいい・・・」


ほとんど気を失うようにすうすうと寝息を立て始めた綱吉に、
骸は茫然と目を見開いて、それでもその小さな体を掻き抱いた。



2010.03.10
後日綱吉が神隠しのように姿を消して、警察沙汰になったりニュースになったりして
骸先生も地域の人たちと一緒に捜索とかするんです。
でも実は骸先生の家にいるという・・・ちょっとしたホラーですね・・・っ
でも二人はラブラブで綱吉が裸エプロンでおかえりとか言って仲良く暮らしてるんじゃないかな・・・っ

これをひとさまに押し付ける私・・・アンビリーバボー!!!!!!!!!!!!!